2017年 11月 の投稿一覧

生きづらい世の中

こんにちは、山田です。

えっちな動画はブックマークには登録せず、URLだけメモ帳に登録するタイプの男性です。

「生きづらい世の中になった」
そう感じたことはありますか。

最近、僕は強く感じています。

なぜなら

使わないポイントカードが増えた

からです。

どれがどれに使えるのか分からなくなり、最早考える力すら失ってしまいました。

整理しようにも、掃除しようにも、どれを捨てたらいいのか分からない。

「後で使うかも…」

使うわけないのです。
でも取っておいてしまうポイントカード。

神よ!!!
あなたはなぜポイントカードなどと言うシステムを作ってしまったのか!!!

ポイントカードの起源


ポイントカードは神が作ったものではありません。

ポイント制度自体は1850年代の米国が起源らしいですが、現在のポイントカードと呼べるものを導入したのは1989年4月にヨドバシカメラが始めたそうです。

元々は商品に対する付加価値として導入された制度ですが、今やポイントを加味した値段で提供しているお店もあるくらいポイント制度は私たちの生活と深くかかわりを持っているのです。

ポイントは使う?ためる?


よく考えてみてください。

ポイントは無形財産です。
目に見えないサービスの一つです。
あるかどうかも把握しづらいです。

貯めたところで何の意味もありません。
むしろリスクしかありません。

ポイントには有効期限があるものもあります。
ポイント失効だけは避けたいところ。

カードの紛失、という可能性もあります。
あるいはお店が閉店するかもしれません。

ポイントが貯まり、得した気分になって「もう少し買おうかな」なんて不要なものを買うこともあります。

僕は今一度真剣に問いたい。
「そのお店でしか使えない無形財産を、リスクを負ってまで貯める必要がありますか?」

できるだけポイントは使うに越したことはないのです。

え?僕ですか?
「ポイントはどうなさいますか?」
と聞かれたら即答で
「あ、貯めてください」
と答えるタイプです。

どこで使える?


じゃあポイントを使いましょう。

店舗限定のポイントであれば、そのお店で使えば良いのですが、色々なところで使えるポイントカードがありますよね。

たとえば、Tポイント。

サービス開始当初は、TSUTAYAでしか利用できなかったポイントでしたが、現在は提携先でも使えるようになっています。

Tポイントの「T」はTSUTAYAから来ているわけではなく、デザイン性が良かったから「T」にしたらしいです。

Tポイント

公式ホームページで使えるところ一覧が閲覧できるのですが、なにせ数が多いので個人的にピックアップしました。
https://tsite.jp/r/rate/

・TSUTAYA
・ファミリーマート
・サークルK・サンクス
・スリーエフ
・マルエツ
・ウエルシア
・エディオン
・ガスト
・バーミヤン
・夢庵
・グラッチェガーデンズ
・ステーキガスト
・ジョナサン
・ドトール
・エクセルシオールカフェ
・吉野家
・牛角
・ロッテリア
・洋服の青山
・THE SUIT COMPANY
・アシックス
・オニツカタイガー
・ニッセン
・眼鏡市場
・コンタクトのアイシティ
・ソフトバンク
・ENEOS
・三井のリパーク

あるある。
めちゃめちゃある。

まとめ


僕は固く心に誓いました。

「もうポイントカードは安易に作らない」
と。

普段生活をしていて一体どれだけのお店に寄るのか考えてみました。

平日:コンビニ、スーパー
休日:楽器屋、服屋、靴屋、飲食店

コンビニやスーパーは特定のところに行くとして、恐るべきは休日!!!

今一度問う。
「本当にそこに通うのか?」
と。

おしまい。

言葉の多様性~セツコの場合~

こんにちは、山田です。

今日は、

言葉が持つ多様性

についての話です。

僕の中のジャーナリズムが止まらない。

「これからもよろしく」

意味としては、
一時的な状態ではなく、今後も長くお付き合いしましょう、と言うことだと思います。

この言葉、一見ポジティブな意味のように思えます。
しかし、シチュエーションが変われば言葉も変わります。

たとえば、あなたは書店員のアルバイトをしています。
・週休2日
・時給958円(都内最低賃金)
・8時間労働
としましょう。

今にも潰れそうな書店だとしよう。
扱っているジャンルは「将棋」、「登山」のみ。
それにも関わらず店長が「なんで売上が上がらないのだろうか」とボヤいているくらいヤバい店だ。

あなたの名前は「セツコ」だ。
誰にも文句は言わせない。
あなたは「セツコ」だ。

そして同僚には「トメ」がいる。
この「トメ」はイジワル婆さんだ。
息子夫婦と同居しており、投資信託を駆使し年金以外の資産を残そうと必死なタイプの婆さんだ。

趣味は隣人いびり。
ベランダで育てている花に向かって「あんたが咲いたらこの家は不幸になる」と花にストレスを与えて精神的に攻撃するタイプだ。

RPGで言ったら黒魔導士。
日本昔話で言ったら「雀のくれたひょうたん」に出てくる最後に気絶するタイプの婆さんだ。

この物語は、そんな「セツコ」と「トメ」が繰り出す激情ヒューマンサイケデリックドラマ。


セツコ:わたし、セツコ。
敗戦のショックからまだ立ち直れていないちょっぴりドジな御年86歳の女の子。
今日もこの今にも潰れそうな書店のために頑張って働いているの。
それにしてもはあ~疲れたわ。
早く帰って橋田寿賀子ドラマでも見ながらお茶とお煎餅を貪りたいものだわ。


トメ:ちょっとあんた!さっきから何ブツブツ言ってるのよ!いよいよボケたのかい!?いいからちょっと手伝っとくれよ!あと敗戦のショックからは早く立ち直りな!


セツコ:チッ!…イエス、ボス。


トメ:(舌打ちした…?)

せっかちなトメ、うっかり屋さんのセツコ。
対照的な二人はこうして徐々に心の距離が離れて行く。


トメ:ちょっといいかい、セツコさんや。


セツコ:チッ!…なんですか~??テンアゲ↑↑


トメ:(純粋に腹が立つなこいつ…)
いえ、大したことじゃないんだけどね。
裏の倉庫の本を整理するのを手伝って欲しいのさ。
腰を悪くしちゃってね。


セツコ:店長はどうしたんすか??


トメ:店長は昨日車で事故ったみたいでね。
歩行者にも関わらず「10:0」で悪いと判断されたようで。
一体どんなアグレッシブな歩行をしていたんだろうねえ…


セツコ:そうっすか。
じゃあやりますけど、これってしばらくずっとっすか??


トメ:(ニヤリ)
そうだよ。

これからもよろしく。

 

その後、しばらくしてセツコは腰を悪くし、書店員のアルバイトを辞め、トメは店長と再婚することになった…

まとめ

途中「セツコ」が意地悪なのか「トメ」が意地悪なのかよく分からなくなりましたが、「セツコ」の底意地の悪さが「トメ」に勝ったんでしょうね。

以上、「言葉の多様性~セツコの場合~」でした。

カオス。