少女漫画にありがちなこと

こんにちは、山田です。

「鼻毛出てるよ」

って言われるたびに、

「出してんだよ」

って答えるの最近やめようかと悩んでいます。

全然関係ないですけど、本日のテーマはこれ。

少女漫画にありがちなこと

です。

知ってもらいたい。真実を。

ヒロインが大体バカ


短絡的思考による突発的な行動に出やすく、感情的になりやすいヒステリックな性格。

頭が悪くテストではいつも赤点を取ります。
留年、退学一歩手前のヒロイン。

なぜこれほどまで絶望的に頭が悪いのか。

それもそのはず、学校一イケメンである男子高校生(必ず頭が良い)に教えてもらうシチュエーションが待っているからです。

教えても、教えても、実らない勉強の成果。
そして迎えた追試当日、ヒロインは赤点ギリギリのラインで留年を免れます。

過ごした時間が長いからこそ、見た目だけはそこそこ良いヒロインに恋心を抱くイケメン男子高校生。
このフェーズまでたどり着けばあと一歩。

常にイケメン男子高校生の下に在り続け、優越感を満たし続けてきたヒロイン。

「お前って本当バカだな」

これはもうバカのフリをした計画的犯行である。

ヒロイン大体おもしろい奴


普段から鬼のようにモテてしまうイケメン男子高校生はもう普通の女性には飽きてしまっている。

そんな盲点をついたヒロインは、まるでタミフルを常用したインフルエンザ患者並の異常行動に出て、イケメン男子高校生にこんな印象を持たせる。

「おもしれー女」

自分の経験にはなかった、異常行動を起こすタイプに恋心を抱いてしまうのは非常に危険な思想である。

イケメン男子高校生を落とすならインフルエンザにかかることである。

所有権を主張しがち


なぜか街で強引なナンパにつかまるヒロイン、通行人も「争いごとには無関心」とここだけやけにリアルな現代社会を描いており誰も助けようとしない。

「定時なので帰ります」と言う中堅社員くらいジャストなタイミングで現れるイケメン男子高校生。

「こいつ、俺のものだから」

と所有権の主張を始めるイケメン男子高校生。

異常なほどの圧力を見せるイケメン男子高校生にビビり、「チッ、男いるならそう言えよ」と捨て台詞を吐きながら立ち去るナンパ師たち。

戦争が無くならない理由である。

ヒロインが貧乏


近所でも「人が良い」で評判なお父さんが親友だと思っていた人に騙されて借金の連帯保証人になりがち。

それに対して不満も言わず離婚もしない妻、子供たち。

現代社会において大事なのはこういった思いやりではないだろうか。

こういった経験からヒロインは若くして卓越した経済観念が出来上がる。

こういうところに惹かれるイケメン男子高校生、見る目がある。

とにかく注意力散漫


電柱に頭をぶつけたり、人とぶつかったり、どうやって日常生活を過ごしているのか疑問に思うほどの注意力の無さ。

きっと通信簿には「注意力がありません」と書かれてきたタイプである。

しかし、伊達に注意力が散漫に生きてきたわけではない。

すべてはイケメン男子高校生と衝突するため。

「あの子ならあり得る」
と周りの女子たちに疑いの目を向けられないため、これまで様々なものに衝突してきたのである。

そう、これは外堀を完全に埋めた計画的な完全犯罪。

一見、意味がないと思われることでも、実は意味があるという教訓でもある。

すぐ一緒に住む


性能の悪いスプリンクラーが作動して部屋がビショビショになり、家財道具一式をダメにしてしまうイケメン男子高校生。

部屋をダメにした原因であるヒロインを脅迫し無理やり一緒に住み始めるも、実はこれが計画的犯罪の第一歩なのである。

「ゲインロス効果」という心理学的効果をご存じだろうか。

最初にマイナスの印象を与えておいて、後からプラスの印象を与えると、相手により良い印象を与えるというものである。

ヒロインはこういった心理学を活用し、上手くイケメン男子高校生の懐にもぐりこんだのである。

恐ろしい。

犯罪が許される世界


相手がイケメン男子高校生なので訴えられる可能性はグッと減りますが、通常であれば同意もなしに突然キスをするという行為は、強制わいせつ罪が成立する可能性があります。

弁護士ドットコムの見解では以下の通りである。

「暴行または脅迫を用いて無理やりキスをすれば、基本的に強制わいせつ罪が成立すると思いますが、別途暴行罪は成立しません。謂わば、強制わいせつ罪に含まれています。裁判所も同じ考え方です。」
※引用元:https://www.bengo4.com/c_1009/c_1407/b_228335/

まとめ


分かったこととしては以下の2点である。

・イケメン男子高校生は大体何をしても許される。
・ヒロインは非常に狡猾な人間(犯罪者予備軍)である。

これからも少女漫画を読み続けることにした。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*